「菓心なかむら」が創業したのは、大正元年のこと。城下町・弘前市とともに時代を歩み、現在で四代目。春は弘前城の桜、夏はねぷたに花火、秋は岩木山の紅葉、冬はしんしんと降りつもる雪景色など、四季折々の津軽の風景を和菓子で表現してきました。
看板商品は、おだんご。餅米とうるち米を混ぜただんご粉を練ったしこっとした食感に、つぶあんを包んだ一口サイズの愛らしい見た目。ひょいと口に入れると思わず笑顔になってしまう、どこかあたたかさのある味です。
33ものお寺が連なる禅林街の入口に店舗を構えていることもあり、お盆やお彼岸には毎年当店のおだんごを買うというお客様も多くいらっしゃいます。
伝統を守りながら、新たな挑戦も意欲的に。「菓心なかむら」は、ひとつひとつに真心を込めて菓子をつくり続けます。弘前へお越しの際は、ぜひ当店へお立ち寄りください。